25年前に弊社で設計監理を行った集合住宅の大規模改修工事が始まります。
本日行ったのは『外壁調査』です。
外壁調査とは、外壁の劣化箇所や劣化状況を調べると共に、コスト面を加味してどのような改修方法を採るか検討し、設計に反映するために行います。
今回は同時に、竣工時から変更されたところがないかを目視でチェックしました。
建物の竣工以降、ちょこちょこと補修などで手が加えられ、変わっている部分があるからです。仕上げ材などがよくある例です。
写真は、コンクリート打ち放し+吹付タイルの付着力試験の様子です。
ぽちょんとかわいく貼りついている金具。
これは今回のこの試験のために外壁に接着剤でくっつけたものです。この金具を機械で引っ張り、どの程度の力で剝がれるかを調査し、劣化状況を診断します。
復旧は工事に入った後、きちんと行います。
他にも打診調査など専門の業者の協力のもと進めていきます。
さて、ここから設計業務!これからです☺
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